建昌要路溝雑穀専門協同組合について、最初は2003年に設立され、もともとは要路溝雑穀生産協同組合だったが、2007年に建昌要路溝雑穀専門協同組合に改名された。建昌県購買販売協同組合主宰によって作られた農家協同経済組織であり、登録資本金は108万元。協同組合は建昌県要路溝郷張台子村に位置し、既存会員は260人で、3500戸の農家を動かした。協同組合の主な製品にはアワ、トウモロコシかけら、たかきび、緑豆、アズキ、トウモロコシの粉などが含まれ、製品は北京、天津、上海、瀋陽などの大中都市に販売され、多くの消費者に好まれている。2004年に、協同組合は国家工商総局によって「要路溝」ブランド商標の登録に成功した。雑穀栽培基地は2005年に遼寧省農業庁に遼寧省無公害農産品生産基地として認定され、主要製品は2009年に農業部農産品品質安全センターに無公害農産品に査定された。2009年に、協同組合「要路溝」ブランド商標は葫芦島市工商管理局に葫芦島市有名商標に認定された。 

　　　雑穀産業は建昌県要路溝郷が主導する特色産業である。当該地区は遼西の山地にあり、「建昌の小チベット」と呼ばれており、中緯度地域に属し、気候条件に優れており、年間無霜期間は約150日、年間日照時間は2915時間、累積気温は約3400度で、秋の昼と夜の温度差は非常に大きく、作物の栄養分の製造と蓄積に非常に有利であり、雑穀の成長期間は約120日で、雑穀の生産に非常に適している。この地域の土壌のほとんどは黄色の粘土で、アワ生産が豊富なことで有名である。「要路溝」ブランドのアワは、日照時間が長く、通気性がよく、アワの成熟度が高く、粒がふくよかで、鮮やかな黄色を呈し、豊富な栄養がある。この地域で生産される雑穀は、主に農家の自給肥料、そして少量の有機肥料が与えられ、少量の生物農薬が散布されて、土壌環境を汚染せず、農業生態環境の改善と農業の持続可能な開発の促進に積極的な役割を果たしている。 

　　　建昌県要路溝郷雑穀栽培専門協同組合は、製品の品質を確保するという前提の下で、ブランド建設を続けており、2004年に「要路溝」ブランド雑穀は中国工商総局によってブランド商標の登録に成功した；2005年に「要路溝」ブランドのアワは第2回遼寧国際農業博覧会の良質製品賞を獲得した；2006年に「要路溝」ブランドの雑穀は第3回遼寧国際農産品取引会及び大連現代化成果展覧会の良質製品証書を取得した；2009年に「要路溝」アワは、農業部農産品品質安全センターから無公害製品の認証を獲得した；2006年に葫芦島市人民政府から市レベル「農家専門協同経済組織」を授与された；2009年に葫芦島市人民政府から農業産業化「市レベル重点リーディング企業」と費用かされた。2009年に協同組合「要路溝」ブランド商標は葫芦島市工商管理局から葫芦島市有名商標と認定された；2010年、2011年、2012年の連続三年間、建昌県要路溝雑穀栽培専門協同組合が選別、送った雑穀製品は、遼寧省購買販売協同組合、遼寧省農村協同経済組織連合会によって開催された遼寧省農村協同経済組織名優製品展示会で「最も人気のある農産品」と評価された。